技術書典6で頒布される注目のクラウド・インフラ系書籍まとめ #技術書典
技術書典6が近づいて来ましたが、みなさんサークルチェックはお済みでしょうか。公式サイトで探すのは結構大変なので、クラウド・インフラ系の書籍をまとめておきました。
なお、自分でも『Pragmatic Terraform on AWS』という本を頒布するので、Terraformに触れてる本は露骨にえこひいきしております。
コンテナ時代の個人Webサービスの作り方
GitHub、CircleCI、Docker、Terraformなどを使って、ECS上でRailsアプリケーションを動かすためにやるべきことが一通りまとまっています。『Pragmatic Terraform on AWS』の委託先のひとつです。ぜひ一緒にお買い求めください。
showKsではじめるクラウドネイティブ開発
クラウドネイティブなアプリケーション開発について解説されておりKubernetes、Terraform、Helm、Microservices、ConcourseCI、Spinnaker、GitOps、Nuxt.jsという多岐にわたるテクノロジースタックについて触れられているようです。盛り盛りでとっても気になります。
セキュリティ畑でつかまえて
「こういうセキュリティ的な技術もあるんだ!Wow!」をコンセプトに、著者ごとに異なるバラエティ豊かなトピックスが並んでいます。セキュリティの本なのに、なんとTerraformの章まであります。Wow!
心穏やかにAWS認定資格に挑もう
単なるAWS認定資格試験の攻略本ではなく、心穏やかに勉強する方法も学べる一風変わったコンセプトの本に仕上がっているようです。心穏やかってコンセプト、いいですね。
Developers Magazine
脱初心者向けの内容を集め、AWS コスト再点検、AWS認定SA 対策と試験の心構え、AWSアーキテクチャなど全7記事が収録されているとのことです。AWSについて色々知りたい人はお得な気がします。
CodePipelineでお手軽ブログ運用
CodePipelineを使った自前のブログサイトの運用方法について紹介する本とのことです。CodePipelineに特化しているのは珍しいですね。
DynamoDB はじめる前に読む本
DynamoDBの概要やテーブル設計の基礎について解説した本とのことで、DynamoDBユーザは必見じゃないでしょうか。
Nuxt.js on Lambda
Nuxt.jsメインかと思いきや、ほぼAWSの話で構成されており、主にデプロイ方法とサービス構成・使い方が中心の内容となっているとのことです。ねこの手借りたい。
PHPでゼロからはじめるAWS Lambda Custom Runtime
Lambda Custom RuntimeをでPHPを使ってみる本です。多分日本で一番早いはず、とのことです。他の言語で動かす場合も参考になりそうです。
pospomeのサーバサイドアーキテクチャ2
Go+Docker+CircleCI+GKE+Spinnakerに関する書籍です。デプロイフローを体系的に学べ、 特にSpinnakerについては丁寧に説明している書籍とのことです。
YOMOYAMA Book Vol.1
GCPのBigQuery、AppEngine、Cloud Storageに関する本とのことです。
Azure Hogdepodge Vol.01
Azureネタのごった煮本とのことで、Azureでクラウド破産を回避する方法や、Durable Functionsの基本について学べるとのことです。
これからはじめる 静的サイトホスティング
GitHub Pages、Firebase、Netlifyなどのマネージドサービスを使って静的サイトを簡単にホスティングする方法を紹介するとのことです。
まんがではじめるKubernetes
Kubernetesが気になってるけど、どこからはじめたらいいかわからない人に向けのマンガだそうです。Kubernetesをマンガで説明するとはチャレンジングです。あと絵がとってもカワイイ。
KubernetesとGoで作るgRPC API&k3sで始めるkubernetes
GoでgRPCのAPIとgrpc-gatewayを作成して、それらをKubernetesにデプロイするまでをハンズオン形式で学べる本になるそうです。また、軽量版Kubernetesであるk3sで、Kubernetesの基本を学べる本も頒布されるようです。
自作アプリをHelm化して簡単デプロイ
「Kubernetes」のパッケージマネージャー「Helm」がテーマの本です。Docker・Kubernetes初心者がHelmを使ってHelmのテンプレートであるChartを自作できるようになるとのことです。無料サンプル版として第一章が公開されています。
Knativeの歩き方 KubernetesからServerlessを訪ねて
Knativeを構成するコンポーネントであるServing、Build、Eventingをサンプルを触りながら基本的な仕組みを理解できるように構成されているとのことです。
Microservices architecture よろず本 その三
Microservices architectureに関する様々なトピックについて書かれています。第三弾となる今回は、GraphQL、データレイク、Streaming Architecture、実践Micro Frontends、OpenAPI 3について学べるとのことです。
EXTRA ACT.3 ~クラウドコンピューティングについて語りました~
エンタープライズに特化したサークルさんのようで、責任共有モデル評価やパブリッククラウドサービスの裏側など、他ではあまりみかけない内容が読めそうです。
Dockerの絵本
テキストだけだとイメージがしづらい、Dockerの使い方を図を出来るだけ用いて説明しているとのことです。
めもおきば TechReport 2019.04
いまどきのコンピューティングに関するキーワードやストリーミング処理エンジンについてのクラウド技術コラム本とのことです。
Shellスクリプトでサーバ設定を自動化する本
AnsibleではなくあえてのShellスクリプトのようで、200ページという大作です。「なんでわざわざYAMLを書かんとあかんの?シェルスクリプトじゃだめなの?」という疑問を胸に生きてきた人にぴったり!とのことです。
エムスリーテックブック#1
幅広い内容で構成されているようですが、個人的にはITインフラ10-20年史にとっても惹かれます。
Hatena Tech Book
いろいろ気になるキーワードが並んでいますが、個人的には障害対応五訓がとっても気になります。
INSIDE MERY
インフラからDDDまで、さまざまなトピックスに触れた本になるようです。やはり注目は、障害対応です。
Pragmatic Terraform on AWS
一応、自分の本も宣伝させてください。Terraformに振り切った書籍としては、日本で唯一になる気がするのでよろしければぜひ。
おわりに
わりと人力で頑張ったので、ぬけもれがいっぱいありそうです。また、サークル詳細の記述がプアで、内容が読み取りが困難なサークルさんについては省略しました。ここも載せるべきだろ!という書籍があれば、ぜひTwitterの@tmknomまで情報提供してください。